2006年1月、DIAMOND☆DOGSのインタビューから一部をご紹介します。
写真は左から、SHUNさん、森新吾さん、小寺利光さん、大坂俊介さん、MITSUさん、KYOHEIさん、東山義久さん(現在、大坂さんは独立されて、原知宏さんが新メンバーになられています)。

__『踊るホスト』の主人公の潤平は、人にあわせて踊るのが苦手でダンススクールをクビになったという設定なんですが、そういうのってアリと思いますか?
SHUN「大いにありえるでしょう」
__そうですか、よかった(笑)。
でも、そういう人はどうなっていくんでしょう?
SHUN「まあ、団体ではムリかもしれないけど、一人でやるぶんには」
東山「でも、ダンススクール出身の人って、僕らの周りにはほとんどいないし」
森 「ダンスの専門学校行っても、ダンサーの資格とかとれるわけじゃないしね(笑)」
__それじゃ、みなさんはダンススクールに行ったことはない?
小寺「高校が専門的な高校だったから、ミュージカルの授業とかバレエのレッスンがありました」
SHUN「行ってんじゃん(笑)」
森 「ダンススタジオのオープンクラスのチケットを買ってレッスンを受けたり」
東山「スタジオによって色々なカラーがあるので、自分の好きなスタイルとか先生を選んで」
__ダンサーは、だいたいどのくらいの頻度でレッスンするものですか?
東山「それは人によってやり方は全然違うと思う」
SHUN「週1でも上手くなる人はなるし、毎日やっても全然変わらない人もいるし」
__それって才能の違いですかね? 才能っていつ頃わかるものですか?
SHUN「たとえば、才能があると思いたかったら何をするかっていう項目みたいのがあって。昨日これができなかったから明日はこれを出来るように、とか、そういう課題をたくさんクリアしていったら、自然に周りが認めてくれるようになると思う」
__課題を具体的に言うと?
SHUN「ダンスを始めたばかりの頃でいうと、今週中に床に胸がつくようにしようとか。明日はもう10センチ下にいく、とか」
__ボーカリストの方も踊りますよね? レッスンを受けたんですか?
KYOHEI「いえ、メンバーのみんなが先生です(笑)。青の中にいると青くなる、みたいな」
__ところで、この漫画の舞台は「ホストクラブ」なんです。
主人公の潤平はダンサーの卵で、あるホストクラブにダンスを踊れる場所(フロア)があったので、そこで踊りたくてホストになった、というわけなんです。
全員「へ〜」
__で、そこで、80年代を中心にした曲で踊らせよう、という設定なのですが。
普通のポップスやロックやヘヴィメタでも踊れるものでしょうか?
(ここで曲を聴いてもらう。a~haの「Take On Me」、Motörheadの「Ace Of Spades」、Backstreet Boysの「Shape Of My Heart」など)
全員「全然オッケー」
東山「音があればたいてい踊れます」
__でも、たとえば、君が代じゃ踊れないでしょう?
SHUN「君が代でも踊れますよ。ジャンルを問わなければ」
東山「僕らは、たとえば白鳥の湖とかでもアレンジをかけてジャズっぽくして踊るとか、そういう試みはいつもやってます」

__東山さんは、バレエのレッスンに通っていたとき、イヤでたまらなかったとか。
東山「初めてレッスンに行ったときに、じんましんがばーっと出て」
SHUN「ほんときついもんね、バレエのレッスンって」
__それで、大きな鏡を買って自宅でレッスンなさったとか。
SHUN「鏡はみんなありますよ」
森 「あります」
__なるほど。他にダンサー必携のものは?
小寺「靴かな」
__今日は、みなさん履いてらっしゃらないようですが。
小寺「特殊なグループなんです(笑)」
SHUN「なんか裸足で床を踏んでないと足が弱くなる気がする」
__(ここでSHUNさんに足の裏を見せてもらう。土踏まず以外、全面カチカチ)すごいですね!
東山「これも特殊(笑)」
__普通の人が踊らないようなところで踊っちゃったりすることはないですか?
SHUN「電車! 電車の中ではたいてい音楽を聴いているんだけど、音楽に合わせて体を動かしちゃう」
森「ちっちゃくね」
SHUN「でも、振り付けを考えているとだんだん大きくなってきて(笑)、『もういいや』みたいな感じで大胆になって、かなり怪しい人になる」
__じゃ、たとえば、階段を下りてきて、踊り場でクルッと回ってまた下りていく、なんてことは?
SHUN「あ〜、踊り場だけに?」
全員「(爆笑)」
森 「でも、階段を下りるときはなるよね。ワン、エン、ツー、エンとか」
SHUN「あるよね」
森 「あと、空き缶を捨てるときに回っちゃったりとか」
全員「意味わかんない」
森 「だから〜こんな感じで(缶をゴミ箱に捨てながらクルっと回る動きをしてみせる)」
全員「あ〜(うなずく)」
MITSU「でもそれは踊りじゃないよね?(笑)」
東山「僕は、バレエのレッスンに通うときに、駅からレッスン場までずっとルルベ(=つま先立ち)で通ってた(つま先立ちになって歩いてみせる)」
森 「うそだ〜」
東山「ほんまほんま。やれって言われたから」
小寺「電車に乗ってるときに、こういう状態をよくやってた(つり革につかまる格好をして、バレエの1番のポジション=両足のかかとをくっつけてつま先を180度開くポーズをしてみせる)」
__普段はいっさい無駄な動きはしない、って言うかと思ってました。
SHUN「そんなことはありません。無駄な動きで生きてるようなもんです」
全員「無駄な動きで生きている!(笑)」
(インタビュアー 中田千樹、野崎ふみこ、編集)